2011年12月20日

ちょうど1年を経過したノートPCの障害とデータ復旧

印西市のお客様

こちらのお客様は某団体の方ですが、ちょうど1年前くらいにノートPCの新規手配から依頼された方です。要件をお聞きして、コストパフォーマンスを考慮した結果、F社のノートPCを手配いたしました。保証については3年延長保証に加入しました。

そしてちょうど1年後の今、とつぜんブルーバック画面表示ののち、起動しなくなったものです。

当初はお客様は量販店の窓口へお持込みになり、障害状況を見てもらっていたそうです。そうしますと、曰く「ハードディスクの故障と思われる」という回答。

メーカーへそのまま修理に出すこともできるわけですが、ハードディスク内のデータをバックアップ保管していらっしゃらなかったので、まずそのデータを確保する必要がありました。

その量販店にお客様が確認したところ、取り出せるかどうかを確認する作業で5千円、取り出せたら全部で1万8千円ということでした。

ただ問題があって、その取り出したデータを使って、修理中の期間、別のデスクトップPCで作業を継続しないといけませんが、そちらのPCのプリンタ設定などがされていません。それらの設定も依頼する必要があります。そうなるといくらかかるかわかりません。

そこで、当方へお問い合わせをいただきました。どうもお客様は、当方がデータの復旧までやっているとは思っていらっしゃらなかったようで、そのためまず量販店に確認されたということでした。

当方では、データの復旧、デスクトップPCへの戻し、デスクトップPCで作業を継続するための環境設定、そのすべてで量販店が最初に言っていた金額で良いですよとお答えしました。

それでご了解の上、ご依頼になったというわけです。

まずは、本当にハードディスクが破損しているかどうかを調査するため、

・セーフモード起動の確認
・復旧ディスクからの起動と起動ルーチンの修復

などを試してみますが、いずれも途中で停止してしまいます。

次に

・メモリテスト

をしてみますが、エラーはなし。

これは基板もしくはハードディスクの物理的損傷のいずれかということになります。

これ以降はせっかく保証期間内ですので、部品代のかからないメーカー修理に回すとして、次にデータ復旧に挑戦いたします。

まずUNIXのCDより起動し、USBにデータを逃がそうとしました。

しかしながら、UNIXの起動途中でまた停止。何度やっても駄目です。

もう仕方ないので、ノートPCの中から2.5インチHDDを取り出します。F社のPCはHDDが取り出しやすく助かります。

そしてHDDケースに収容し、他のPCに接続して、データを取り出します。

ところがちょっとデータコピーをしていると、すぐにHDDを認識できなくなり、作業が止まります。また接続しなおしてはコピーし、そして接続を認識できなくなり、しなおし・・・・この繰り返し。

いくら時間があっても足りません。もう一つの接続先であるMACマシンに接続してみます。これだとしばらくは接続認識が継続できます。30分もするとやはり認識できなくなりましたが・・・。

数時間でなんとか全データを取り出すことができました(一部欠損はありましたが)。DVD-Rに焼きます。

これを翌日お客様を持参し、デスクトップPCの設定も行いました。

作業を中断することなく、ノートPCを修理に出すことができました。


posted by kuwata at 13:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | データ復旧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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